ヨーロッパコンテスト戦記パート2

アムステルダムからFiseの開催されるモンペリエまでは長距離バスで行くことにした。お世話になったデズマーセンに駅まで見送りをしてもらいここからロッテルダムを経由しパリまで約10時間そこからバスを乗り継ぎモンペリエまでまた10時間近くの長旅だ。
パリに到着したのは夜の9時 、乗り継ぎのバスは10:30しかし時間になってもバスは来ない。係員に聞くと多分遅延だろうと。気が付けば既に夜中の1時。周囲には誰も居なくなり係員も帰宅準備を始め出す。そして係員はもうバスは来ないから宿を探した方が良いと。40キロ近くのバッグ達を引きずり回し無料の wifiスポットを見つけ安宿にたどり着いた頃には既に朝の5時だった。そんな感じで僕のフランスのスタートは最悪な物だった。
そんなこんなでFiseの開催されるモンペリエに到着。そしてモンペリエ到着し重たい荷物を小一時間引きずりやっと宿泊先へ。


まずはFise の規模の大きさに驚いた。会場に到着し練習中に取材を受けたそのお陰で街中で激励の声を沢山かけてもらえたりサインや写真をお願いされたりとロックスター気分。初めて会うヨーロッパのライダー達とのセッションを楽しみ予選に備えた。今回前日はパーティーせずにゆっくり休み押さえに押さえた技で予選に望む事にした。しかし自分のランが始まり技が決まっていくにつれ会場の熱気とテンションが上がってしまって、メイク率の低い技を出してしまい後半はミスを連発。自分の採点では予選通過の等落選上だった。全てのライダーの演技が終わり予選通過者が発表された。ギリギリ12位で予選通過。ホッとした。決勝は2日後の日曜日相手は予選一位通過のマティアスダンドワだ。一撃かましてやりたい! そんな気分で決勝を心待ちにした。宿へ帰りインターネットに接続すると本当に沢山の激励やおめでとうのメッセージ。特に南米各国のアミーゴ、アミーガ達からのメッセージが多く熱いものを感じた。彼らも注目していてくれるカマしてやろうじゃないか! 


土曜日はアマの予選。この日は空き時間に会場で乗りまくった。はじめて会うライダーや久々に会うライダー達とのセッションを本当に楽しんだ。
決勝当日の朝起きて外を見ると天気が思わしく無い。
小雨が降る中会場へ。雨にも関わらずプロの決勝の時間になるとフラットランドエリアは見事に人で埋め尽くされて居た。
調子は良かった対マティアスの作戦も練った準備万端だったが結局は雨で決勝は中止となった。集まってくれたお客さんの為に雨の降る中決勝に残った12人のライダーでショーを行いこうして僕のFiseは不完全燃焼のまま終わった。アクションスポーツに興味のある人は是非このイベントに参加して頂きたい。そして僕が感じた文字には起こせない感動、感情を是非感じてもらいたい。本当に素晴らしいイベントでした。
まだ一ヶ月にも満たないヨーロッパの滞在しかし僕はヨーロッパのフラットシーンにすっかり魅了されてしまっている。彼らが作り上げたこの地でのフラットランドシーンそしてイケてるライダー達。それは僕が持っているフラットランドはこうあってほしいと言う願望と近いものが有る。僕はFiseを通してもっともっとフランスのシーンが知りたくなった。そしてこのシーンともっと繋がりたいと心から思った。
Fiseを終え、以前から注目していたフランスのハードコアフラットランドの聖地リヨンへと向かう事にした。