ヨーロッパコンテスト戦記パート1 

長い事旅をした南米その旅の中で僕は練習環境の良い街を探していた。結局僕にとって一番の街は初めて南米を訪れたチリのサンティアゴだった。そして僕は旅を小休止し暫くの間サンティアゴに腰を落ち着けライディングメインの生活をすることにした。
サンティアゴを離れる前日僕のチリのホームとなったライディングスポット,パルケサンボルハにてサンボルハのボスレオが中心となって送別会の様なジャムを開いてくれた。沢山のライダーが参加してくれ盛大に僕を送り出してくれた。



そして僕はスペインにバルセロナへと向かった。この街にはコスタリカ出身の映画俳優でありフラットライダーでもある友人ピノスキーが彼女と共に移住している。バルセロナ滞在期間はピノスキーの家にお世話になった。街にはゴミが落ちてなかったり、小便臭く無かったり、ヨーロッパに来て自分が感じること全てが南米基準になっている事に気が付いた。 長い南米での生活で僕の感覚はすっかり南米人となっていた。

そして遂にヨーロッパでの初戦ソウルサイクルチャンピオンシップの為オランダアムステルダムへ。
この大会は今年が初めての開催。BMXストリートやスケート等その他アーバンスポーツのフェスティバルで毎年の恒例イベントとして行われていく予定だとか。
初戦という事で気合いは入っていたもの前日バックパッカーで出会った人達と遊び過ぎたのと、寒さと湿度に対応出来ず練習から全く技が決まらない。早めの出走順ウォームアップがすむ前に出番が来てしまった。初めの掴みの技は決めたもののその後はことごとくミス、ミスを取り返す為にハイリスクの技に挑戦してまたミスという負のサイクルに囚われてしまい撃沈。結果は9位で予選すら通過することが出来なかった。南米で積み上げられた自信は簡単に崩れた。なんとも言えない気分のまま大会終了まで見届けた。

 


優勝はチェコのドミニク、2位は地元オランダのデズ、そして3位はドイツのデービッドホフマン,4位はオランダのシーツェ。特に僕の目を引いたのはドイツのデービッド、確かなスキルに攻めの姿勢そしてハードなパーティー、不思議な雰囲気を持った男で一緒に遊んでも乗っても楽しい男だった。ライディングスタイルに普段の振る舞いはどことなくカナダのコリーストラティチャクの若かりし頃とダブる物が有った。
そして大会翌々日には地元のライダー達とデービッドでアムステルダムの中心街のリドスポットでフォトセッション。みんなでお喋りしたり楽しい一日を終えた。その後数日デズの家にお世話になり次なる大会アクションスポーツ世界最大級のイベント、FISEの為フランスのモンペリエと向かう事にした。